時化の中、次の目的地に向かって出航していきました。
南国らしく海の色が違います。
夜9時過ぎ、マリックスラインの「クイーンコーラル8」が入港してきました。
離島にとってはフェリーが運ぶ荷物は生命線という事もあり、
コンテナの量がたくさんありました。
それを大型フォークリフトが数台で積み下ろしをしていました。
寄港地が多い航路の関係か短時間で終わらせるべく
スピーディーに作業をしていました。
積み下ろしが終わりランプが上がり始めたと思ったら綱を外して出航しました。
青函航路を見慣れている人間にはちょっとびっくりでしたが、
離島航路が1分1秒を争っている事を知る良い機会になりました。
鹿児島ー奄美・沖縄航路のフェリーは、積み降ろし時間の短縮が一番といっていいほどの命題ですよね。
気づかれたと思いますが船型の割に幅の広い折りたたみ式のランプウエイだったと思います。
積み下ろしのフォークリフトが2台並行に通行できます(降ろしと積みでゆきかえるように)
通過時の待ちの時間を短縮したいからだと思います。
マルエーの船でしたが5トンコンの空コン(多分)と積みコン(多分)で船から陸からのフォークリフトがランプ上ですれ違っていました。
時間に余裕があるときは、待っているときもあるようですが。
20フイートコンテナを積んだフォークリフト通れるか?というような幅でした(そのまま船内に入っていけるかな?)
本州側のフェリーでは2万トン級でもないような幅のはずです。
ランプウエイに格納は離岸時に折りたたんだ先端が当たらないところまで引き上げると出ることが多いですね。
(離岸時の揺れで当たらないところまでの高さも既に熟知しているようです。)
荒天時は、完全に閉めてからの離岸です。
ふねきちさま、さすが九州航路についてよくご存知ですね。
確かにフォークリフトは同時進行で行き来していました。
これを計算した上で幅の広いランプを付けているとは。
同じ大きさのフェリーでも地域の特性に合わせて仕様が変えられているのですね。
勉強になりました。ありがとうございます。
マリックスは完全にコンテナだけど、マルエーはパレットで小さい単位の荷物も多数扱うので、ダイヤが順守できないんだとか。