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画像掲示板(2012年4月21日〜2013年2月11日)
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八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 22:30:50 No.106 ホームページ
GW後半は悪天候で残念でしたが、皆さん精力的に活動していらっしゃいますね(・∀・

私は八甲田丸へ。
青森市長が羊蹄丸を訪問した日、普段は見られない場所を見ることができるツアーが開催されたので、行って来ました。

http://www7.ocn.ne.jp/~hakkouda/gwevent2012234.pdf

午前10時半、八甲田丸の現役時代最後の機関長さんの案内により、まずは船首へ。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 22:34:19 No.107 ホームページ
結構広いのです。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 22:36:38 No.108 ホームページ
ウインドラス、その他各部を、分かりやすく説明いただきます。

このおっきなチェーン、錨を巻き上げているのですが、手動であれば今でも動くとのこと。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 22:38:41 No.109 ホームページ
船橋&銘板。
新三菱重工業神戸造船所 1964(昭和39)年竣工です。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 22:41:22 No.110 ホームページ
この先はしばらく暗がりの中を進みます。
まずは居住区のお風呂。
蒸気でお水を温める仕様。
浴槽、深いのです。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 22:44:54 No.111 ホームページ
洗濯機。
この構造、今では珍しくないですが、この船、昭和30年代の設計。
これも当時の最新鋭なのです。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 22:46:35 No.112 ホームページ
一旦、通常の見学コース、車両甲板に合流。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 22:48:40 No.113 ホームページ
船体中央の車両甲板上部にある、アングルで組まれた構造物の説明。

この構造物、船員さんの生活には必要不可欠なものでした。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 22:52:11 No.114 ホームページ
車両甲板の先端にある部屋、
2本の大きな円筒形の貫通構造物、この中に錨を巻き上げているチェーンが通っています。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:02:35 No.115 ホームページ
車両甲板の下へと進みます。
ここは船員用食堂。

船楼甲板(レストラン)にある厨房で作られた食事は、搬器を使ってここまで搬送。
車両甲板にあるアングルで組まれた構造物は搬器の構造物なのでした。

また、テーブル上に何本か置かれ、天井にも取り付けられている透明の筒は、消火器。
火災で熱くなると筒が溶けて、中に入っている消火剤により消火される仕組み。

ちなみに、この日の朝食はラーメンだったようで(^^;


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:09:16 No.116 ホームページ
船員用部屋。
居心地良さそう(^^


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:10:20 No.117 ホームページ
汚水貯留槽。
これ、今でも現役です。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:11:31 No.118 ホームページ
油水分離器。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:13:55 No.119 ホームページ
第1補機室。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:16:10 No.120 ホームページ
現代、多くの船は二重船底。
写真中央にある穴の奥には、外側の船底が。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:18:07 No.121 ホームページ
スプリンクラー設備。
この装備、今では当たり前ですが、やはり当時最新鋭。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:19:27 No.122 ホームページ
水密扉をくぐり抜け、次の部屋へ移動。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:24:13 No.123 ホームページ
発電機室。
ここで船内の電源を全て賄います。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:25:30 No.124 ホームページ
総括制御室。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:31:08 No.125 ホームページ
いよいよ本船の心臓部、第1主機室へ。
主機のシリンダーヘッドカバーの打検実習。
取り付けネジの緩みの有無を判定します。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:32:19 No.126 ホームページ
シリンダーブロックのフタを開けて、っと。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:35:39 No.127 ホームページ
シリンダーの点検!

微妙な緩みの判定手法もしっかりとレクチャー。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:41:09 No.128 ホームページ
主機を上方から。
V型16気筒のディーゼルエンジンが8台も装備!
1気筒で100馬力(小さな乗用車1台分!)、計12,800馬力。
当時としてはもの凄い強心臓ですね。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:44:54 No.129 ホームページ
水タンク。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:45:46 No.130 ホームページ
水タンクからの配管の一部は、ボイラーへ。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:47:25 No.131 ホームページ
主機で発生した動力は、変速機を介して主軸へ。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:50:49 No.132 ホームページ
作業室。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/07(Mon) 23:55:41 No.133 ホームページ
ついに最後尾、操舵機室。
写真手前の赤いハンドルをクルクル回すと、手動で舵を切ることができます。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/08(Tue) 00:05:03 No.134 ホームページ
久々に明かりが見える部屋、ポンプ操舵室。
船尾の車両甲板の上にあるこの部屋で、貨車積み下ろし時の船のバランスを取る作業をしていました。

ここも自動制御機能が装備されていたのですが、自動制御に任せていると作業が間に合わず、結局は航海士が職人芸的に制御していたとのこと。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/08(Tue) 00:18:16 No.135 ホームページ
お昼ちょうどに見学終了。
普段目にすることができない各部を知ることができて、とても勉強になりました。

青函連絡船は現代でも通じる高度な設計がされた船であることを再認識できました。

本船は是非とも保存していただき、後世に伝える役目を担っていただきたく思います。


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者:山西 元 投稿日:2012/05/08(Tue) 22:57:40 No.137
こんばんは。

八甲田丸でこんなツアーがあるとは知りませんでした。
次回機会があれば参加したいと思いますが、
拝見した画像でも楽しめました。
実は普段見れる部分は一部であることを知りましたし、
こういった部分の見学も定期的に出来れば青函連絡船の魅力向上につながると思います。

Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者: 投稿日:2012/05/10(Thu) 07:24:16 No.144 ホームページ
技術は見えないところに詰まっているんですよね。
ただ見ているだけでは何でもなさそうなものでも、説明を受けると感心するものが多かったりします。

今度は羊蹄丸に参加しようかな。

既に高い競争率でしょうから、リンクを貼ります。

http://www.city.niihama.lg.jp/uploaded/life/20583_56533_misc.pdf


Re: 八甲田丸 機関部ガイドツアー 投稿者:iruka 投稿日:2012/05/18(Fri) 19:54:48 No.169
普段は見学でない機関室を、それも元乗組員の機関長が案内。実際にクランクケースを開放したり、日常の点検を説明しながら一緒に行っているは興味深いですね。このような機会はあまりないので貴重な体験だったと思います。


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