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画像掲示板(2012年4月21日〜2013年2月11日)
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「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/21(Sat) 21:27:06 No.3
新画像提示版立ち上げご苦労様です。
このアクアめが第一歩を記すに相応しいネタなどを!

それでは、iruka様、お久し振りです。

長い間の沈黙ではありましたが、そんな時は大概何かをやらかしているアクアです。(笑)

で、今回のやらかしたご報告等々。
連続大量投稿になりますので、ご容赦願い、お付き合い下さいませ。

某日、出雲空港のレンタカーにて桜満開の出雲路巡りのスタート。

まずは、旅の無事と縁結びの成就を祈願する為、出雲大社へ!
桜の咲き誇る静謐な社殿と、薄くもやがかかる背景の山の緑、そして鮮やかな朝の青空。
その荘厳さと静謐さは、普段には感じ得ない不可思議な安らぎを覚えます。
ああ、心が洗われる気分とはこんな事を言うのでしょうか。

ちょうど、出勤時間にあたっていたらしく、通勤される関係者の方々が鳥居に一礼されてから社殿に入って行く
光景が非常に印象的でした。
リクルートスーツの様な出で立ちのお嬢さん達も同様に一礼されていたので、就活かと思いましたが、皆さん、大社
の関係者だった様です。
そして、社殿の奥に歩を進めると・・・
箒を持って社殿を清掃する紅い袴姿の巫女さん達の姿が・・・
オオ〜ッ!!リアル巫女さんじゃ〜!!
・・・お・己の心の穢れに気づいてしまいました。orz


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/21(Sat) 21:28:29 No.4
心の穢れの祓いを済ませ、次なる目的地へと移動。(笑)
場所は、iruka様も船上からご覧になったかもしれない、出雲日御碕燈台。
私も、九越フェリー時代に乗船した「ニューべる・らぶ」から何度も見た事
のある、日本一の高さを誇る石造灯台です。
晴天の日本海にそびえる白亜の灯台。

内部の160段以上の狭い階段をあがり、灯台のテラスに出てみると・・・
そこは、一面に広がる青い海と白い波頭の海岸線の絶景。
沖合いを行き交う貨物船に、「ニューべる・らぶ」の姿を思い浮かべ、悦に
入っておりました。
うん、出雲大社の霊験は間違いなく私に取り込まれた模様です。(笑)
但し、狭い階段を往復すると、確実に膝が笑います!


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/21(Sat) 21:29:44 No.5
さて、今回の本来の目的地へ向かって車を進めます。
道中で見かけた、小さな漁村に向かう川沿いの桜並木。

穏やかな春の光と満開の桜模様。
人知れぬ景観に思わず車を止めて撮影。
本当、来て見て良かった!!


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/21(Sat) 21:31:24 No.6
さらに、車を進める事30分。

山間の道を進むと、小さな隋道に出会います。
その小さな隧道を抜けると、そこは青い日本海が広がる小さな漁港に至る道。


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/21(Sat) 21:33:41 No.8
そして辿り着いた先は、「れいんぼう らぶ・べる」との交流で話題となった、
出雲市立塩津小学校。
今回、船上から5回以上もトライして見る事が適わなかった、私にとって因縁
の、果たしえなかった、あの白い船の舞台であった、あの小学校です。
結局、船上からは、台風やら、山霞やらで一度たりともそのお姿を拝見する事
無く、航路廃止に至ってしまった心残りの風景でした。

道路脇から延びる車一台分の幅の通路を登り、校庭の片隅に車を止めます。
車のエンジンを切ると、背後の山の広場から体験学習中の子供達の元気な声が・・・

平日の授業中に訪れた事に躊躇しつつ、まずはご挨拶をと玄関に向けて歩を進めます。
歩く足元の校庭の土は柔らかくしっかりとした感触で、都会のグランドでは感
じ得無い、土の優しい感触に思わず笑みが浮かびました。
なるほど、これは良い学校だとその場で確信してしまいました。
もし、あなたが塩津小学校に立ち入る事がありましたら、校庭を歩いたり走っ
たりしてみては如何でしょうか。
ちょっとした懐かしさを覚えつつ、不思議な感動が味わえますよ。
但し、小学校の先生に許可を取ってからの事になりますが・・・


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/21(Sat) 21:34:38 No.9
玄関の左側の、映画「白い船」の公開で造られた記念碑と植樹された記念樹を
横目に小学校の玄関へと移動。
玄関の中から、私に気付いた女性の先生にお出迎え頂きました。

取り合えず訪問の趣旨を説明し、校内の立ち入りと見学の許可をお願いしました。
にこやかに対応いただいたのは、塩津小学校のM教頭先生でした。

快く了承を頂くと、下駄箱に靴を入れて校内を案内して頂く事になりました。
玄関の足元のカーペットに目を落とすと・・・・
おおっ!これは「ニューらぶ・べる」船内に敷かれていた思しきカーペットが!!
思わずカメラを取り出して撮影。
撮影許可を頂く前に撮影してしまう自分に気付き、苦笑される教頭先生にひたすらお詫びを。
うわぁ〜、阿呆だわぁ〜、恥ずかしいわぁ〜!!


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/21(Sat) 21:35:57 No.10
教頭先生にお伺いすると、年に数回、私と同じ目的で訪れる観光客があるとの事で、
対応そのものもかなり慣れておられる様子でした。
「観光のお客様ですよ。」とすれ違う先生達や小学生の皆さんに紹介されてしまい、小学校に不意に訪れた自分の姿と、教頭先生の「観光のお客様」の紹介のギャップに思わず吹き出しそうになったのは、私だけだったのでしょうか?
ちょっとシュールな情景だと思うのですがねぇ。(笑)

玄関を上がり、講堂左手の階段を昇り、教室のある2階へと進みます。
学習用に書かれた階段の数字の桁を見て、「白い船」の映画で見たシーンを思い出
し、ますますテンションが上がっていきます。
廊下を進むと低学年の教室を案内されました。
先程の裏手の山に校外学習に出かけていた生徒さんの教室でしょう。
こじんまりとした昔ながらの教室と、良い塩梅に磨り減った床板が柔らかく窓の光
を反射して、これまた懐かしさでテンションが上がっていきます。


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/21(Sat) 21:44:43 No.11
一番奥の突き当たりの部屋が高学年の教室で、丁度社会の授業を受けていた様で、
廊下からでも、日本や海外の地名を説明する先生と子供達の声が聞こえてきます。
教頭先生に即され、授業中の教室の中に案内していただきました。

授業中に立ち入った突然の侵入者(不審者では無いからね!)にも関わらず、
元気に「こんにちは」と皆さんに挨拶して頂き、感激しました。

この時も、教頭先生から「観光のお客様」と紹介されてしまい、思わず吹き出しそうに
なったのはココだけの秘密です。(笑)

実は、この教室こそが本当の「白い船」の舞台だったのです。
窓際にニコンの船舶用大型双眼鏡が今でも日本海を見下ろしています。


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/21(Sat) 21:51:25 No.12
全てはここから・・・
この窓から沖合を通過する「白い船」を見つけた生徒さんから、あの交流が始まったんですね。


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/21(Sat) 21:52:53 No.13
授業のお邪魔にならない様に、速やかに退室。

通路の壁際には、「れいんぼう らぶ・べる」時代の交流の記録が展示されています。
教頭先生曰く、他の展示物に押されて、かなり縮小したとの事。
今の生徒さん達の代では、「ニューらぶ・べる」をリアルに体験していないので、致しかたないのでしょうが。
ここでふと思った事は、津軽海峡フェリーさんで所有されている船内展示されていた塩津小学校の掲示物はどうなっているのでしょうか?
今更ではありますが、函館ターミナル内に常設コーナーがあればなと思いました。

さて、隅々まで案内して頂いた上、塩津小学校の歴史やら現状について色々とお教え頂きましたが、紙数の関係もありますので、紹介はこれまで。


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/21(Sat) 21:54:49 No.14
良い意味で、絵に描いた様な田舎の小学校でした。
都会の子供に留学させたくなる環境でしたよ。
都会の小学生達と講堂に布団を敷いて、塩津小との交換夏季合宿なんて妄想が頭をよぎりました。

わずか30分程度の訪問でしたが、授業中にも関わらず快くご案内頂いた教頭先生はじめ、
校長先生、教員の皆様、そして元気に挨拶してくれた小学生の皆さん。
貴重な体験を有難うございました。

帰り際に車を止め、振り返り、最後の撮影を。
また訪問したくなる、そんな小さな小学校でした。


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:iruka 投稿日:2012/04/22(Sun) 21:10:23 No.16
塩津小学校校舎とグランド、生徒たちが白い船を覗いた望遠鏡のある2階の教室、懐かしいですね。私が訪問したときには
なかったと思いますが、玄関に「れいんぼう」のカーペットが敷かれているのですね。残念ながら在校生は、れいんぼう姉妹を見たことはないようですが、今も「れいんぼう」は、語り継がれているのですね。訪問したとき、体育館で生徒たちが歓迎の歌を合唱してくれました。決して上手な歌い方ではありませんでしたが、その純粋な歌声に感動しました。おそらくアクアさんもこの学校の純朴な雰囲気を感じられたと思います。
また、投稿画像にある隧道へ至るまでは、主に畑風景の中を走行、海はまだ先かなと思っていたら、隧道を抜けた途端、突然、青い海と空が目に入ってきたときの感動は、今も忘れられませんね。隧道は山の中腹にあり、高い位置から見た日本海の広さもすばさしかったです。懐かしい塩津の数々の風景画像ありがとうございます。

Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者: 投稿日:2012/04/23(Mon) 12:15:05 No.17
アクアさんへ

ありがとうございます。
懐かしくもあり語り続けて行ってもらえると本当にうれしいです。
最近はクルーズ船がこの大海原を多く行き来する機会は増えているようですが、やはりいつも同じ時間を目指し行き交う定期便があると、嬉しいですね。
津軽海峡フェリーと社名が代わり特化と思われる社名になったので親会社のブルーオーシャンやリベラでの、この航路の復活はもうないのでしょうか?
寂しいですが、大震災の太平洋側のもろさも露呈したこの時節、再度検討して欲しい気がします。

それにしても青い海が似合う小学校ですね。

Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:アクア 投稿日:2012/04/26(Thu) 22:04:43 No.24
「白い船」の舞台のご紹介、如何だったでしょうか。
忘れたくないエピソードですから、何らかの形で語り継ぎたいものです。
写真は、塩津小学校の2階の教室に至る階段です。
何とも、味のある校舎です。

さて、実は今回の投稿は六日間の旅の最終日の出来事だったりします。(笑)
後日、改めて今回の旅の全貌などのご紹介を!!
大概何かをやらかしていると、アクアが言ってるのですから、これだけですむはずがありません!
乞うご期待!!


Re: 「白い船」のあの地にて 投稿者:山西 元 投稿日:2012/04/27(Fri) 01:51:21 No.26
アクア様ありがとうございます。
自分はリアルタイムで関わっていなかったので話で聞いただけですが、
教室に望遠鏡とは気合が入っていますね。
本当なら今でも白い船が見れれば尚良しだったのですが・・・。
残りのご報告も楽しみにしております。


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